なでしこジャパン、リオ五輪逃すもベトナム戦 6ゴールで再出発

      2016/05/08

ベトナム戦開始前にリオ五輪出場消滅

リオデジャネイロオリンピック2枠を賭けたアジア最終予選、なでしこジャパンは3戦を終了して未だに勝利なしの勝点1。
崖っぷちに追い込まれたなでしこジャパンは、最後の僅かな望みを持ちベトナム戦へ挑む。
しかし、4大会連続の出場を果たすには、ベトナム戦の前に行われる「中国vs韓国」の試合結果によって運命が決まります。
日本より先に試合が行われている「中国vs韓国」ですが、韓国が勝てば首の皮1枚でまだ希望が残り、中国が勝てば即アウトという状況。

「中国vs韓国」は、拮抗した試合展開となるが、前半43分に中国が韓国に先制。
その後も中国の守りを崩す事ができず、中国 1 対 0 韓国 で中国が勝利。

この時点で、勝点を「10」に伸ばした中国が、リオ五輪出場の切符を確実とした。
なでしこジャパンは、この瞬間ベトナム戦を戦わずしてリオ五輪出場の希望が消滅した。

 

 

リオ五輪 アジア最終予選 第4試合 ベトナム戦 スターティングメンバー

GK:山下
DF:有吉、岩清水、田中、上尾野辺
MF:川村、川澄 、中島
FW:大野、高瀬 、岩渕

ゴールキーパーは、今大会初めての出場となる、山下選手。
将来のなでしこ正キーパーとして期待される「日テレ・ベレーザ」所属の山下選手。
また、試合開始はFW:大野選手、高瀬選手、岩渕選手の3選手。
前掛かりの態勢で点を取りにいく布陣。

リオ五輪 アジア最終予選、ベトナム戦の試合内容

【前半】
キックオフからボールをキープするが、ゴール前を固めるベトナムの守りをなかなか崩す事ができない。
また単量な攻撃と連係ミスなどもあり、1点が取れない時間が続く。
前半39分、左サイドの攻撃からベトナムの守備を崩し、岩淵選手が先制を決める。
しかし直後の40分、ペナルティーエリアで岩清水選手のファールでPKを獲得し、すぐさま同点に追いつかれる展開。
ただ今日のなでしこは、ここ数試合のなでしことは違い、45分 大野選手が勝ち越し弾のミドルシュートを決める。

なでしこ-大野得点

なでしこ-岩淵得点

【後半】
後半もなでしこがボールをキープす時間帯が続くが、ベトナムの守りにゴールを割る事ができない。
この状況を打開するため、21分にFW大儀見選手とFW横山選手を投入。
選手交代が功を奏し、35分にMF川澄選手がヘッドでゴール。
その直後の38分、MF中島選手が追加ゴール。
そして45分には、途中出場のMF宮間選手の強烈なミドルシュートをベトナムキーパーが弾いたところを、FW横山選手が詰めていて今大会2点目となるゴールを決める。
最後に試合終了間際の48分、アディショナルタイムでMF川澄選手のクロスにFW大儀見選手がジャンピングボレーでこちらも今大会2点目を入れる。

なでしこ-川澄得点

ゲームが終わってみれば、日本 6 : 1 ベトナム と圧勝し、今大会初の勝点3を掴みとる。

リオ五輪の切符が消滅してしまい、本来なら茫然自失の状態となってもおかしくない状況ではあったが、意地でこの試合最後まで全力で戦うことを忘れなかったなでしこジャパン。

たらればの話となってしまいますが、もし初戦をベトナムと対戦していれば、良い形でアジア最終予選に入る事ができ、流れがなでしこに来ていたかもしれないですね。

その事が、悔やまれます。

五輪アジア最終予選 第4試合終了後の勝敗表

順位 チーム 勝点
1 オーストラリア 12 4 4 0 0 16 2 14
2 中国 10 4 3 1 0 6 2 4
3 北朝鮮 5 4 1 2 1 4 4 0
4 日本 4 4 1 1 2 9 7 2
5 韓国 2 4 0 2 2 2 5 -3
6 ベトナム 0 4 0 0 4 1 18 -17

残すところ、後1試合。
北朝鮮戦のみとなりました。
最後の1戦も今日のように見事勝利して、アジア最終予選を終わってもらいたいところです。

今日から、新たななでしこ伝説がスタートしたという気持ちで、3月9日の試合に臨んでくれる事を期待します。

日本サッカー協会が佐々木監督の退任を示唆

リオ五輪出場を逃したなでしこジャパン。
そのなでしこジャパンの指揮を2008年から執ってきた佐々木監督の退任が濃厚となった。
佐々木監督は、北京五輪で日本史上初の4強入りに貢献。
2011年の女子W杯ドイツ大会ではなでしこジャパンを初優勝へ導いた。
2012年には、ロンドン五輪で銀メダルを獲得。
2015年には、女子W杯カナダ大会で準決勝に導いた。

優れた監督に贈られる、「FIFAバロンドール女子最優秀監督賞」「AFC最優秀監督賞」を受賞している。

選手たちからは「ノリさん」の愛称で呼ばれ、選手以外の方達からも非常に人望の厚い監督として絶大なる信用と期待を寄せられていた監督。

そんな、監督の退任がほぼ確実となったようです。
次期監督は、正式にはまだ発表されておりませんが、U-20日本代表の高倉麻子監督が次期監督の有力候補として名前が上がっています。
高倉麻子監督については、また別の機会に取り上げさせて頂ければと思います。

 

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