なでしこジャパン、リオ五輪出場に早くも危険信号点滅か?

      2016/04/23

五輪アジア最終予選 韓国戦のスターティングメンバー

GK:福元
DF:有吉 、近賀、熊谷、田中
MF:宮間 、川村、川澄、上尾野辺
FW:大儀見、横山

今回、第1戦の豪州(オーストラリア)戦のメーンバーから大きく6名のメンバーを変更して挑んだ韓国戦。
ゴールキーパー(GK)には、ベテランの福元選手が起用。
ディフェンダー(DF)には、運動量が豊富でベテランの近賀選手とMF・DFのどちらもこなすユーティリティープレーヤーの田中選手を起用。
ミッドフィルダー(MF)には、ゴールへの嗅覚とフィジカルの強さが持ち味の川村選手と左足から繰り出される正確なキックに定評のある上尾野辺選手を起用。
フォワード(FW)には先日の予想通り、2年連続なでしこ下部リーグ得点王でドリブル突破にも定評がある横山選手を起用。

五輪アジア最終予選は、10日間で5試合を行う短期決戦スタイルのため、選手のコンディション調整などで選手起用が非常に難しいという事。
その為、その時々でコンディションの良い選手を起用するというのが多く、本日のベストメンバーがこの11人という事のようです。

リオ五輪アジア最終予選 日本 VS 韓国

先ほど、リオ五輪出場をかけた戦いの第2戦目が、大阪長居「金鳥スタジアム」で行われました。
対戦相手の韓国はFIFAランキング18位、日本は4位ということで、ランキングだけで考えれば日本有利。
しかし、最近の対戦成績でいうと、2戦連続で韓国に敗戦を喫している状態。
韓国のレベルも格段に上がってきているということは間違いないようです。
決して日本有利という事はない状況ですが、地元開催ということでサポーターからの応援パワーで頑張って欲しいところです。
と言っても、もう既に試合は終了してしまっていて、結果についてはもう皆さんもご存知の通り残念ながら勝利するというところまでは行かず、1:1の引き分けということでした。

肝心の試合内容というと、
今回のキーマンとなる選手と個人的に思っているのが、FW大儀見選手とFW横山選手。
韓国戦のスターティングメンバーに予想通り入っていました。
FW大儀見選手の1トップ+サイドにとFW横山選手という形で試合が始まり、開始早々横山選手のミドルシュート、惜しくも枠をとらえることはできなかったのですが点を取りに行く姿勢が体全体に現れています。
そんな横山選手は4分にもクロスバーを直撃するミドルシュートを打ち、そのこぼれ球を儀見選手がすかさず頭であわせますが、こちらも枠をとらえることができず。
試合開始早々から、ほぼ日本ペースで試合運びができているんですが、ゴールが奪えない。
豪州(オーストラリア)戦と比べれば、断然選手の動きも良く、ボール回しも細かく繋ぐ事ができているようなんですが、最後のゴールに繋がらないという「日本サッカーの慢性的な傾向」がここででてしまっているような状態。
前半終了までの日本のシュート数は日本の8に対して韓国は2本と大きく上回り、ボールポゼッション(支配率)も圧倒的に高かったように思いますが、残念ながら前半は0:0のまま終了。

後半に入っても前半同様試合は殆ど日本ペースで進んでいるように思えるのですが、得点に繋がらない。
後半14分、試合を動かすためMF上尾野辺選手に変わり、FW岩渕選手を投入。
岩淵選手投入直後の19分、岩淵選手がシュートを放つもゴール右へそれてしまう。
その直後の24分、韓国に攻め込まれた日本がペナルティーエリア内で韓国選手と競り合った際に、DF近賀選手がハンドの判定を受ける。
PKの韓国キッカーは、チ・ソヨン選手。
日本のゴールを守るのは守護神 福元選手。
チ・ソヨン選手のゴール右を狙ったシュートは、抜群の反応をした福元選手の神憑り的なセーブでゴールを死守。
32分には、好調だったFW横山選手を温存させるためか、MF中島選手と交代。
先日の豪州(オーストラリア)戦でも良い動きをしていた中島選手、本日もパスとドリブルは冴えているもののゴールへは繋がらない。
そして39分、FW大儀見選手→MF川澄選手→FW大儀見選手へとつなごうとしたボールがFW大儀見選手へは上手く繋がらなかったが、そのボールをゴール前で待っていたFW岩淵選手が見事に頭で合わせ韓国ゴールに押し込み待望の得点が日本に入りました。

なでしこジャパン-岩淵選手
FW岩淵選手は、右ひざ外側靭帯断裂という大きな怪我のためリハビリを行っていて所属するバイエルン・ミュンヘンの練習に参加をしたのは昨年12月。
怪我から復帰後の代表選で得点を入れることができ本人自身が凄く嬉しかったでしょうね。
これで本日の勝利はほぼ間違いないと確信していたところ、3分後に悲劇が起きました。
韓国選手に攻めこまれ、ゴール前へのクロスボールをGK福元選手が見事にボールを抑えたのだが、着地地点にいたDF熊谷選手と交錯してしてしまいボールを落球。
このこぼれ球をチョン・ソルビン選手が冷静に押し込み韓国が同点に追いつきます。
その後、日本も果敢に韓国ゴールに攻め込みますが、最後まで追加点を奪う事ができず、1:1の同点で試合終了。

五輪アジア最終予選勝敗表

 

順位 チーム 勝点
1 オーストラリア 6 2 2 0 0 12 1 11
2 中国 4 2 1 1 0 3 1 2
3 北朝鮮 2 2 0 2 0 2 2 0
3 韓国 2 2 0 2 0 2 2 0
5 日本 1 2 0 1 1 2 4 -2
6 ベトナム 0 2 0 0 2 0 11 -11

 

なでしこジャパンの五輪出場の可能性は残されているのか?

残念ながら、なでしこジャパンの自力出場権は消滅してしまいました。
しかし、まだ可能性がなくなったという訳でもなさそうです。
第3戦目の韓国 対 豪州(オーストラリア)の試合が大きくカギを握ってきます。
現在、豪州(オーストラリア)が勝点6で単独トップに立っている状況。
その為、豪州(オーストラリア)が韓国に勝ち、日本が次戦で中国に勝つ事ができれば首の皮1枚でまだ希望は残ります。
とは言え、かなり追い込まれている事にかわりはありません。
日本の五輪出場の絶対条件は、残り3戦を全て勝利で終わるということ。

日本の代表となる選手達の厳しい戦いを、最後の最後まで諦めることなく応援したいと思います。
頑張れ日本! 頑張れなでしこ!

 

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